人の感情は7つあると考えられています。

通常、感情は不調を引き起こす要因にはなり得ないものです。

しかし、突然強く不快な刺激を受ける、あるいは長期に渡り精神的な刺激を受け続けると

身体は興奮、あるいは躁鬱のような過剰な状態となり病が生じるのです。

いわば過剰な感情は体内から生まれた邪気といえます。

【7つの感情と五臓の関係性】

それぞれ人が抱える感情には、影響を与えてしまう関連性のある五臓が存在します。

感情の変化により”気”が正常に働かなくなり、不調を起こします。

7つの感情による影響を一つずつご紹介致します♪

❶怒

怒り過ぎると五臓の**「肝」**を痛めます。

感情をコントロールすると言われる肝ですが

怒りすぎることで”気”は上に上がり、頭に来ます。

すると顔色は赤くなり、目は真っ赤に。

ため息が多く出る、生理不順、生理痛、吐血、下痢などの症状が現れます。

❷喜

喜び過ぎると五臓の**「心」**を痛めます。

適度に笑うことはもちろん健康に繋がります。

しかし過剰な場合には、ピンっ!と張っていた”気”が緩み、心を不安にさせます。