丈夫な身体と心を保つ為には五臓「肝・心・脾・肺・腎 」の健康が大前提です。
その五臓を正常に円滑に働かせる為に必要不可欠な要素が 「気・血・水」です。
「気・血・水」は人間の体を構成する3つの要素です。
それぞれが充実し、互いに助け合い、コントロールし、密接に関係しあいながら、全身を巡り、生理機能を営んでいます。
では「気・血・水」それぞれの特徴と健康体との関わりを見ていきましょう✨
私たちは”気がある、気を付ける、気が弱い”など、
日々何気なく「気」という言葉を使っていますが「気」とは何でしょうか??
「気」とは身体の中にある”エネルギー”を持った基本物質です。
”陽の気”で運動性を持ち、この後お話しする「血」と「水」を 五臓六腑や器官、組織へと運ぶ働きをしています。
また、新陳代謝や免疫力、 体温維持など人体の全てに活動力を与えています。
「気」は数値化して測定したり科学的に証明出来ない為、身体のどこにあるのかイメージしづらいかもしれません。
しかし実はこの世界の物質や動物、植物などを考えてみると”エネルギー” や”電圧”、”重力”や”空気”など、目には見えない物質は沢山あるものです。
そんな目には見えないものにも、大きさやパワー、流れが存在します。
”気を大きくする”、”気を高める”、”気の流れを良くする”など、昔から呼吸法、ヨガ、瞑想などの方法を用いて研究されて続けてきました。
そんな「気」には4つの種類があります。
”宗気・営気・衛気・元気”といい、それぞれ働きが異なります。
食べた物から得られた栄養と、酸素が合わさって作られるものです。